ネットでの知り合いさんと、ソーセージを食べる時に何を付けるという話題になった。 自分は「焼いたソーセージに醤油をちょっと」と言ったのだけれど、「マヨネーズも美味しいですよ」と教えてくれた。 早速試したみたら、マヨネーズも美味しかった。(笑) 高校の頃に知り合いになった友達の後輩。 彼の家に遊びに行くと、部屋にオーブントースターを持ち込んでソーセージを焼いてくれた。 アメリカンドッグとかに入っているような太くて長いソーセージである。 今でこそ、ソーセージと言えば色々な種類が出回っていて、その味を楽しむことができるけれど、その当時の自分にとっては、ソーセージと言えば赤いウィンナーソーセージか魚肉ソーセージぐらいなもんだったかも知れない。あるいわボチボチとニッポンハムのウィンナーが出てきていた頃かな。 で、その彼が焼いてくれるソーセージは、何処の何と言うソーセージだったかは知らないけれど、お祭りの屋台なんかで売っていたアメリカンドッグに入れるやつだったんじゃないかなぁ。 でも、トースターで焼いていると、表面が焼けてきて、その後に中のほうまで火が通る。そうすると、中のほうからジワっと汁出てきて滴り落ちる。 そこをハフッハフッ喰らい付くのである。 不味いわけが無い。 そんな食べ方をすれば、そんなに高くないソーセージでもきっと美味しいだろう。 自分が高校を卒業してからはずっと縁が無くなってしまっていたが、今の会社に通うようになってからその家の入り口を見て再び思い出した。 今でもソーセージは大好きだ。 今はフライパンに油を少しひいて、表面に少し焦げ目が付くぐらいまで焼く。 そして、塩・コショーやマスタードではなく、醤油をチョロっとかけて、白飯で喰らい付く。 ささやかな幸せである。(笑) その彼、今では立派な寿司屋の二代目になっている。 年に一度の大晦日、その寿司屋から出前を取っているが、ソーセージのことに触れたことは一度も無い。 きっと彼は忘れているかも知れないけれど、自分にとっては大切な思い出の1コマである。(笑) The End. |