![]() 先の細い手に馴染む鋏が欲しいなぁと思ったの買ってきた。 自分は指を通す部分がブルーのゴムの保護が付いてる物を買ってきたのだけど、後輩も偶然に同じ鋏で黒のゴムの保護が付いている物を買ってきた。 今ではどちらも自分が使っているのだが、相変わらずに切れ味が良くて細かい仕事ができる鋏だなと思う。 昔のように鋏が仕事のツールというわけでは無くなってしまったが、日常の生活では鋏は無くてはならない物になっている。そんな時はこの鋏がありがたい。(笑) ![]() この鋏の歴史も古い。 ペーパーナイフとしても使えるが、実際には仕事では使いにくい鋏にすぐに見切りを付けた後に買ったのだから、相当な年月を共にしていることになる。 少し小振りで、使っていると指を通した当たりの所に安定感がある。しっかり切れるという具合だったのでずいぶんと長い間仕事でも使うことになった。 それまで働いていた建屋から新しい建屋に移り、仕事の内容も、もっと細かいことが要求されてくると、これはこれで使いづらくなる。(汗) 今では家に持ち帰り、ちょっとした物切るのに使っている。 ![]() この鋏、何だったかのセットの中の一部だったかなぁという気がする。良く覚えていないのだけど。 今の会社の会社に入った時、所属は製版部だった。そこではカッターとデザインナイフ、金尺と鋏は必需品だった。 会社のテーブルの上にも鋏は常備されてあったけど、やはり自分の鋏は持っていないと商売にならない。 そう言うわけで、とりあえずこの鋏持って行けという感じで、自宅にあったものを自分用にした。 これは蝶番のところではずせるようになっていて、片方はちょっと感じの良いペーパーナイフになるのである。 画期的だったかも知れないこのペーパーナイフ。しかしながら、この外れるというのが徒になってしまって、鋏として使っている最中に外れてしまうという悲しいこ7とになっていた。それじゃさすがに仕事にならないということで、程なく当たらし鋏を買うことになるのである。(笑) |