【スケール】

コンベックス
 非破壊検査会社で使っていたスケールを2011年3月の大震災で無くしたと思った。時々スケールが必要になるので、ホームセンターで買ってきた。
商品名は「D-Lite ストップ付コンベックス 16mm 3.5m」であるが、とうてい本物のコンベックスとは思えない。本物のコンベックスはもっとスムーズにスケールが出てくる感じがした。その感じがこのスケールには無い。
きっとこれもコンベックスの名を付けただけのスケールに違いない。(汗)
無くしたと思ったスケールは、震災後の後かたづけの時に部屋の隅っこの方から出てきてくれた。なので、家には2つのスケールが有る。(笑)


コンベックス
 学生を卒業して就職した非破壊検査業の会社から配布されたものを、退職したときにそのまま持ってきてしまったものだ。
コンベックスといえば金属製で小さく丸くまとまる式のメジャーの通称だとはもちろん知っているが、コンベックスという商標だと思っていた。ちょっとネットで検索しても通称として扱っているような気もする。どっちなんだろう。(謎)
これはTajimaというメーカーのもで2.5mのスケールであるが、薄いグレーのボタンを押すと引き出したスケールがロックして出っ放しになってくれる。ロックしてくれないスケールは、測ろうとすると勝手に収まってしまって使い勝手が良くなく、また、手を切ってしまったりと危ないこともある。(汗)
コンベックスが1個あると、ちょっとした長物を測ろうと思ったときに便利である。竹尺や被服用のメジャーではちょっと用が足りないと思ったときに、これを出すと役に立ってくれるので助かる。(笑)


金尺(定規)30cm
 今は家に持って来ているが、元々は仕事で使っていたものだ。もちろん自腹で買ったものだから、自分の物にしても問題は無いだろう。(笑)
今の会社に入社し、初めて配属になったのは製版部。チラシや広告、広報なんかのフィルム製版だったからカッターとこの定規は必携だった。
この金尺は30cmで丁度手ごろな長さなのである。直定規なので、当然真っ直ぐに切るのが目的であるが、仕事の中には寸法を測るということも含まれているので、mm単位所によって0.5mm単位に刻みが入っているのが助かる。
会社には他にも別のメーカーの30cm定規はあったのだが、表面の滑らかさか角の丸め具合なのか、この定規ほど使いやすくはなかった。もちろん使う人間によって微妙なくせが着いてしまうのだろうが。
大体10年ぐらいは現役で使っただろうか、家に持ち帰る頃には真っ直ぐのはずの計測面が、カッターとのこすり合わせでうっすらとアールを描いてしまうようになった。(笑)
世の中はMac流行りになって仕事もどんどんMacに置き換わって行くうちにこの定規出番も無くなってしまったので、引退させ家で使っている。


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