【あの人108】M・Oさん 専門の時の同級生。 仲が良かったという程では無いが、席が隣というときもあって何度かしゃべったりもしている。 出身は千葉県、きっと市町村も聞いたはずだが忘れてしまった。 彼女は俺と同じく大学失敗組であるが、俺よりは1つ下になる。 教師志望という話しを彼女から聞いたことがある。 スラッとして、いかにも都会風な女子だったなぁ。 何でか、初夏だったか夏だったかの暑くなっている頃の服装を思い出した。 シロのスカートかキュロットに、白っぽいサマーセーター。 襟だったか袖の所にレインボーカラーのラインが入っていた。 特徴的だったのは、しゃべる時の声がハスキーだった事。 八代亜紀ほどでは無いが、少しかすれた声をしていた。 そして、目が大きくくりっとしていた。 肩まであるか無いかのセミロングだった髪は、少しくせっ毛で横のところが、時々跳ねている時があったな。 クラスの女子のほとんどがそうであったように、ちょっと格好良い男子とかのグループに入っていた。 ちゃんと卒業もしたはずだから、どこかのSEかプログラマにでもなったかも知れない。 |