by simple-hama
【あの人は今・・・】


【あの人88】Y君

専門学校の同級生で、入学して初めて友達になった。
初めての登校日に、自分が4人用の長机に一人で座っていると彼が声を掛けてくれた。
その後に何人かで一つのグループになって、馴染みのない東京での学生生活がスタートした。
彼は新潟出身で、臨床検査技師の専門学校をやめて入ってきたと言っていた。
当時、彼が住んでいたのは京成金町のアパートだったな。
飲んでからアパートへ行ったのか、行ってから飲んだのか覚えていないけれど、初めて行った場所で、帰りはよく駅までたどり着けたもんだと思ってしまう。
高校時代だったかそれ以前だったか、何か病気をして手術をしたことがあったと、手術跡を見せてくれた。自分も手術跡は3か所もあるので、ちょっとした自慢ごっこになった。(笑)
1年の夏休みが終わったころに、自分は何となく他のグループの連中と麻雀をやるようになると、彼らとの距離が少しずつできてしまった。
もちろんケンカをしたわけではないから、会えば話しもしたし昼飯も一緒に食べた。
彼はちゃんと卒業することができたのか、あまり学校では見掛けなくなっていた。
もうあれから大分時間がたってしまっているから、どこかでちゃんと生きているのだろうけど、ずっと気になっている。



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